残留電圧測定器
CDT-240
電化製品のAC電源やインレットには、系統からのノイズによる、
製品の破損や誤作動などを防止するためのフィルターが実装されています。
そのフィルターにはコンデンサが使用されており、電源ケーブルを抜いた際に、
電極のピンと人体が接触し、コンデンサに蓄電された電圧により感電する可能性があります。
IEC/JIS 規格では電源ケーブルを抜いた後、一定時間後に残っている電圧を、残留電圧測定で
評価することが定められています。
その残留電圧測定をおこなうのに、従来はオシロスコープ等を使用し、手間が掛かる測定でしたが、
CDT-240には規格に合わせた設定がプリセットされており、
測定結果は数値でディスプレイに表示され、短時間で簡単に測定を行うことができます。
特徴
- IEC60950,61010,60065,60335の設定がプリセットされ、トリガーや時間設定、残留電圧等を変更して測定することも可能
- 電圧範囲:100V〜240V電流は8A、オプションで15Aまで対応
- 基準キャリブレーション機能が内蔵されており、測定の正確性が確認可能
- 15cmの落下に耐えることができる頑丈な構造
- 測定ケーブル、和文取扱説明書および校正証明書付き
- 測定電圧 30V〜388V 1V刻みで変更可能
- BNC出力端子があり波形のモニタリングも可能
- 小型で設置場所を選びません(W:235 D:254 H:120(mm))
- コンセントは、“NEMA”・“SCHUKO”・“UK”・“CHINESE”から選択
※印加するための電源は別途必要となります。
Compliance WEST社によるCDT-240の製品概要説明動画
Compliance WEST社によるCDT-240を使用した残留電圧測定の実施動画
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