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MegaPulse Power Line 電力線サージジェネレーター

 MegaPulse Power Lineは、FCC 第68.302(d)項 電力線サージに記載されているサージ試験のパルスを発生するよう設計されています。

概要

 サージには、最大2µsのフロントタイムと最小10µsのディケイタイムの電圧波形と電流波形があります。
出力電圧は最小2500Vでピーク短絡電流は最小1000A、生成される波形は2×10/2×10、Vp=2500Vです。
試験に必要なそのピーク電圧はフロントパネルのノブとメーターにて2500Vに設定します。
また、フロントパネルの極性[ PORALITY ]スイッチにて極性を反転することができ、試験に必要なサージを供試体に印加することができます。
なお、本機の出力は絶縁されているため、接地の基準は存在しません。
パルスが印加されたときに、主電源-本機-供試体間を絶縁するためには、CDN( Coupling / Decoupling Network )が必要となります。
CDN 製品例 )CDN240/15( EN61000-4-5準拠 / 最大240V AC / 最大15A 単相回路用 )COMPLIANCE WEST(米)
オシロスコープを接続するには分配器ネットワーク( オプション )を使用します。

MegaPulse Power Line

 

特徴

仕様

項目 仕様 外観イメージ
対応規格 TIA-968-A SECTION4.2.4の要件に準拠

MegaPulse Power Line 電力線サージジェネレーター 前面イメージ

開回路電圧 2500V
メーター電圧ピーク読取精度 ±3%、無負荷電圧波形2×10µs
電圧パルスフロントタイム(tf) 最大2µs(30%∼90%の間の1.67倍)図4.2による
半値までの電圧パルスタイム 最小10µs、TIA-968-A 図4.2に準拠
電流パルスフロントタイム(Tr) 最大2µs(30%∼90%の間の1.25倍)図4.3による
半値までの電流パルスタイム 最小10µs、TIA-968-A 図4.3に準拠
内部仮想抵抗 2.5Ω

MegaPulse Power Line 電力線サージジェネレーター 背面イメージ

極性 正/負、フロントパネルスイッチにて選択
トリガー 手動:フロントパネルスイッチ
PC:USB経由にて制御( オプションのTMMが必要です。 )
本体電源 AC 100V 50/60 Hz
使用環境 温度:15 ∼ 40℃ 湿度:RH 0 ∼ 90% 結露なきこと
外形寸法 約 432W × 432D× 133H ㎜ 約 9.1kg

標準付属品

オプション

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